生活習慣病と睡眠


菌やウィルス、遺伝などとは異なり、普段の生活の悪習慣の積み重ねで体に変調をきたすのが生活習慣病です。食事やたばこ、アルコールの過剰摂取などが原因として挙げられることが多いのですが、実は睡眠との関係も大きく影響を及ぼしています。
人間は夜の22時から夜中2時くらいまでに成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは体の成長だけではなく、ダメージの回復や修繕、再生も行っています。日々、ストレスや紫外線など誰でも年齢問わずダメージを負いながら生活しています。
これを毎日夜に体がメンテナンスをすることで健康や正常な体の機能を維持しているのです。つまり、水分不足はこの修繕時間をしっかりと取れないことになり、体のダメージが治らないまま蓄積されるので生活習慣病も引き起こしやすくなります。具体的には睡眠不足になると食欲を増進させるホルモンが増加します。そのため自然と多く食べてしまい肥満につながります。また、ホルモンバランスが崩れると昼間も眠くなって活発に体が動かなくなるので消費カロリーも少なくなります。これもまた肥満につながります。
また、睡眠が足りていないとインスリンの分泌も悪くなるので血糖値が高いままが続くようになります。これが日常化すると高血糖の糖尿病になり、長い治療が必要になってしまいます。また深い睡眠中に分泌されるのが副交感神経です。
体を休ませて、機能の修復をする働きをしますし、ホルモンの調節にもかかわります。睡眠がしっかりと取れていないと交感神経ばかりが優位になり、血圧も上がり体も休まりません。生活習慣病と睡眠は密接な関係があります。ただ、睡眠時間だけではなく睡眠の質も大切です。深く寝ることで体も脳も休まり、修復機能が体のメンテナンスを進行させてくれます。7時間前後が一番適切と言われていますので、日中に体を動かし、夜は熟睡できるように生活を見直してみましょう。生活習慣病の改善には夜はしっかり寝ることに集中できるようにすることがポイントです。
さらに、特に男性の場合、生活習慣の乱れ、睡眠不足が続くと薄毛の進行が早まる可能性がありますので注意が必要です。

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